数珠の手入れと処分する際の注意点を紹介します。

神社の風景
数珠は持っているけれどそのメンテナンス方法をよく知らないという方も多くいることでしょう。数珠というのはそこまで特別なお手入れが必要なアイテムではないのですが、注意点はあります。
もし数珠が汚れてしまった場合などは布などで軽くふき取って綺麗にしてあげるのが基本的なお手入れ方法になります。
数珠自体の作りが木製のもの天然石を使ったものと様々あると思いますが、どれに関しても洗剤や水を使って洗浄するのは避けてください。原則布を使ったメンテナンスで済ませましょう。
素材によっては皮脂に弱い素材(珊瑚)を使ったものもあるので、使用後は軽くふいて数珠袋や桐箱にしまって保管しておくことが良いでしょう。
木製のものに関しては木の実の珠に虫がついてしまい劣化を早める原因となるので保管時に防虫剤を一緒にいれておくのが安全です。

処分方法

数珠を長年使っていくとどうしても古くなり新しくする機会がやってくると思います。
そんな時に仏具である数珠の処分方法をご紹介しておきます。
数珠の処分は基本的にお付き合いのあるお寺に納め処分をお願いするのが普通です。今まで使ってきた大切な仏具なので感謝の気持ちを込めて処分をしましょう。
お付き合いのあるお寺がない場合に関しては自分の宗派のお寺に納めて処分してもらうようにしましょう。
数珠ブレスレットなど略式の物ではありますが、仏具の一つには違わないので間違ってもゴミとして破棄することが避けるようにしましょう。

また、自分で処分する方法もあります。
この方法はまず経を唱えた後に清めの塩を振ります。木製の場合は清めの後に焼却などをしても問題はありません。償却できない場合に関しては清めた後に封筒などに入れゴミとして処分を行います。

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