数珠を使うときに行っている合掌の意味について

お参りする人々

法事やお葬式、お寺などで仏様にお参りする際に我々は手を合わせていますね?
これは仏教の教えの一つです。仏教ではまず手を合わせることから物事が始まります。この行為は右手を左手に合わせることから合掌といいます。
何気なく行っている合掌ですがそれは私たちが仏教を行っているということになるのです。

日常の仏教

私たちが何気なくやっていることは実は仏教の教えだったりします。身近なファッションアイテムの一つ数珠ブレスレットも日常に溶け込んではいますが、仏教で使う仏具であります。数珠ブレスレットについて詳しく知りたい方は「現代の数珠」のページをご覧ください。
仏教にとって手を合わせる行為は右手に備わる(仏様の象徴)と左手に備わる(衆生の象徴)を一つにするという意味があります。
神様と心を通わせるといった形で受け取っていただいても良いでしょう。
私たちにとって、この行為を日常的に行うのが食卓ですね。相手の命をいただき一つになるということが食事の本質としてその前に合掌を行うのです。

衆生(しゅじょう)とは

衆生という言葉が出てきましたが、なかなか見ることがない言葉ですよね。この言葉は私たち自身を表す言葉です。なので左手が表現しているのは人間ということになります。
仏具を使用するとき数珠を左手にかけるのは数珠によって清め仏様と一つになる行為の準備ということになります。

本質を知ろう

毎日の習慣として行っていることには意味が隠されていることが多くあります。小さい時から行ってきていたことでも意味を知れば、行うことへの大切さが出ます。
仏教に詳しくなくてもきっと私たちが行っていることは仏の道に繋がっているものが多くあるでしょう。それを調べてみるのも、また楽しいかもしれませんよ。

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